三井不動産販売は4月8日、既存マンション及び住宅地の価格動向を4半期ごとに定点調査する「リハウスプライスリサーチ」をまとめた。
それによると、2010年1?3月期?首都圏(1都3県?調査216地点)における住宅地価格は、上昇地点が前回の32から20に減少したものの、横ばい地点が同148から161に増加。減少は概ね横ばいで推移した。この結果、4半期変動率(2009年10?12月比)は0.3%下落(前回0.3%下落)で4期連続の横ばいとなった。横浜市?川崎市で1.2%下落した以外は、ほぼ横ばい傾向となった。
同期の既存マンション価格(調査307地点)は、上昇地点が前回の49から63に増加し、減少地点が37から31に減少。横ばいが221から213とほぼ横ばいで推移。4半期変動率は0.9%上昇(前回0.5%上昇)となった。エリア別では、千葉県3.4%上昇、東京市部2.4%上昇と、がそれぞれの前回の横ばいから上昇に転じた。
今回調査では、年間変動率が既存マンションにおいて2008年4月調査以来8四半期ぶりに上昇に転じ、住宅地も4期連続で下落幅が縮小した。
同時発表した関西版(2府3県)によると、住宅地価格(調査164地点)の四半期変動率は0.6%の下落(前回0.8%下落)で、4期連続の横ばい。京都を除く全エリアで横ばいとなった。既存マンション(調査173地点)は0.3%下落(同0.1%下落)にとどまり、5期連続の横ばい。大阪市内エリアはそれぞれ上昇した。
年間変動率についても、住宅地?既存マンション共に下落幅が縮小すると同時に、下落から上昇に転じる地点も一部のエリアで見られた。
同社では首都圏?関西の価格動向は、「引き続き横ばい傾向で推移する」と予測している。
引用元:ロハン(新生R.O.H.A.N) 専門サイト
Blackwater
11 年前
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